去る、12/1(土)・2(日)の両日。
みやこ音楽祭に行っておりました。
と言っても、1日目は小雨が降り出した夕方から急遽参加。
「Lucky Lips」と「3/4 GUMBOS」だけを観たのです。
■
Lucky Lips
去年の「みやこ音楽祭2006」でも観ました。
フロントマンの「koba-yang氏」は、すごくいいギターを弾くんだなぁと改めて思いました。
もう貫禄と余裕の迫力ある演奏。バンドのスタイルとしてはカッコいいと思います。
3ピースのバンドって、なんかいいんだよなぁ。
■
3/4 GUMBOS
この編成で観るのは、夏の磔磔の以来で2度目。
いいんだけど、カッコいいんだけど、ステキなんだけど…。
どうしても聞こえる声、聞きたい声は「どんと」の声。
その場にいるみんなの頭で鳴っている声は「どんと」なんです。
その違和感が切なくて、悲しいのです。
この日のメニューは、みんな知ってる「キラーチューン」ばかりだった。
しかし、ぼくは盛り上がれずじまい。
あのダイナマイトでは火が付かなかったんだよ…。
________________________________
そして、2日目。
この日も夕方からの参加です。(
bloodthirsty butchers の終盤から)
■
yanokami
一応、新人バンドとの事です。(笑)
ぼくは矢野顕子の声が本当に好きだ。
あの人の声の響きは、緊張感と安堵感をもたらします。
矢野顕子でしかない、あの個性的な声。
どんなカヴァーを歌っても、矢野顕子の世界にしてしまうのだ。
そんな大御所と一緒に活動している「レイハラカミ」。
この人のエレクトロなサウンドは、その場所を不思議な空間にする。
上手く言えないが、なんだかノスタルジックな雰囲気だ。
※個人的に音響音楽系(?)はそんなに聞かないのですが、
「
天然コケッコー」のサントラは聞いてみました。
そんなバックトラックに矢野顕子の声がより際立っていて、いいステージでした。
※2人の「噛み合ってないけど噛み合ってるような」ダラダラなMCにもニヤニヤしてしまいました。
■
ロボピッチャー
このバンドのステージは、なんだかんだで結構観ています。
(ボロフェスタやデパオクなど。)
個人的にやはり音楽がどうこうより、フロントマンである「加藤氏」の
幅広く展開している活動や言動に興味があります。
■
くるり
はい。そして大トリの「くるり」です。
くるりのLIVEを観るのは4回目(?)位なのですが、個人的に今回が一番良かったです。
今回のサポートメンバーの編成になって初めてのLIVEだったそうですが、
これがすばらしく良かった。
ギターに「
THE GROOVERS」の藤井一彦氏。
そしてドラムは「
cornelius」などのLIVEでおなじみの、
あらきゆうこ。
もう、このメンバー固定でいいんじゃないか!?って思う程の演奏でありました。
ここしばらくは、いわゆるロックよりなモードでなかったんでしょう。(京都音楽博覧会など)
今回は激しく、ブ厚く、ゴリゴリなステージだった。
※12/6の磔磔は、かなり良かったのでは無いかと思われます。
と、まぁ
こんな感じに今回も寒さに負けそうになりながら、ビールを程よく飲んで楽しみましたと。
以上。
これも、ぼくの「キョートリヤル」や。 (彦麻呂 風)