2009年02月25日
「少年メリケンサック」を観た
待望(?)だった、少年メリケンサックを観た。
くだらなくて、バカバカしくて、ずっと笑っていた。
途中に便所も行かず、ずっと笑っていた。
今のぼくの気分にドンピシャな作品だった。
嫌いな人は大嫌いな映画かも知れない。
下ネタばっかで、ふざけてると言ったら確かにそう。
そう評価するブログも多い。
でも、そうとしか感じられないセンスな人はかわいそうだ。
「篤姫」の宮崎あおいがどうだとか、佐藤浩市がどうしたとか、
そんなとこでしか観れない人はこの手の映画は観ない方が懸命だ。
なんだろう、同世代・同年代の共時性とでも言おうか。
クドカン作品の感覚やバカバカしさ、そして基本的に緩いのに
奥に隠れていてたまに顔を出す熱さが、非常に気持ちが良い。
アイデン&ティティで語られていた「ロックは怪獣なんだ」という理論が、
今回は「バンドは怪獣なんだ」という理論になっていた。
昔にバンドやってた人、今も音楽が好きな人。
そんな人は楽しめる作品だと思われる。
流行ってるからとか注目されてるからとかじゃなく、
こういう空気感が好きな人、このくだらなさがオモシロいと思える人。
ぼくは、そういう人は信用出来る。
…大げさだけどもね。
Posted by リヤル at 23:50│Comments(0)
│さ行