「R100」を観た。
先日、
R100を観ました。
いつもの友人達(おっさん数名)で座席横並びの鑑賞会。
「
大日本人」の上映時から、こうやって観るのが
ぼくらの恒例行事になっています。
そんな「松本人志」氏監督の4作品目である「R100」。
結論から言いますと…
…相変わらずにモヤモヤ感満載の映画でした。
彼の映画はいつも何を期待して良いかがわからず、
観た後も良くわからない。
そういう意味では今回も全くブレていません。
「SM」をテーマにしているのですが、
いつもの通り彼は映画では「物語」を語ろうとしません。
小ネタの積み重ね(いろんなプレイで主人公が責められる)で
ストーリーを動かしながら、最後でちゃぶ台をひっくり返すパターン。
それが彼の「映画を壊す」というやり方なんでしょう。
今回の様なテイストならば、もっと「デイヴィット・リンチ」ばりに
シュールにアート側に振り切っても良いと思いました。
少しカラーの色味を落としたそのクールな映像は
時代感を特定させない世界観をとても上手く表現していてカッコいいのに。
…あ、そうか。
きっと彼の映画作品は、脚本が変われば良いのではないかと。
以上、勝手ながらの個人的感想です。
どうもすいません。
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