KYOTOREAL（キョートリヤル）

うだる様な暑さの中で、ぼくは「仮面ライダー」と「水母ボーダーズ」に打ちのめされた。


■劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー







もう40も近いのに、嬉しげにストーリーを推理しながら楽しみにしていた映画なんて
「エヴァ」とか「スターウォーズ」以来かも知れない。

馴染みのバーのバーテン君と共に、日曜日にも関わらず早起きして朝一番の上映に
乗り込んだのだ。（全く興味のない「シンケンジャー」との2本立て）

「シンケンジャー」が先に始まったのだが、やっぱり回りの子供達はテンション高い。

疲れた大人はこっちはスルーして、ちょっと居眠りしていた。


そしていよいよ「ディケイド」である。


ネタバレするので詳細は説明しませんが、ある程度の謎・伏線は解明された。

それなりに面白く納得のストーリーだったが、後半は正直「子供だまし」だった感じも。

（あっ、子供の映画だ）

TVも、もうクライマックスなのでこの映画と繋がりリンクするのか
それとも全くの別モノなのか…。

まぁ、この夏はもう少しぼくは「仮面ライダーブーム」だ。



そして、その日の夜。

音楽好きのステキな某友人と共にライブを観に行った。


■水母ボーダーズ

バカでクールでファンキー、そしてソウルフルなイカした
大人のバンドだった。

全く知らなかったのですが、とてもカッコ良くてスバラシイ。

キーボード・ドラム・ベースという変則的なスタイル。

もちろんバリバリの演奏なのは当然のこと、
中でもキーボードが恐ろしい程にステキだった。

みなさんそれぞれにベテランのミュージシャンなのだと思われる。

大人だからこそ出来る、くだらないバカさ。

決してつまんないイロモノバンドじゃない、センスの良さを感じるユーモア。


ちょっとファンになった。





…うわ、このバンドもショッカーだったのだ。



恐るべし、シンクロニシティ。